ホロスコープで読み取れるのは人だけではなく、会社、学校、国なども実はホロスコープからその性格（性質）であったり、人などと掛け合わせたダブルチャートで相性などを見ることもできます。もちろん、特定の時期を当てはめることで、その時の運勢なども見ることもできます。
ですので、よくご相談いただくのは、学校の教育方針が説明会で言っていることと本来の性質で合致しているか、また、お子さんと学校の相性という観点からご相談をいただきます。
あるいは、転職希望者で、内定が出たけどいくべきかどうか、複数社出たけどどこがよいか、みたいなご相談も受けます。
幼稚園児であればまだ本人の性格はある程度のところは決まっていても、これから後天的に変わることはありますが、そもそもの根本の部分は変わらないわけで、それを普段の生活態度からではなく、出生図から確実に見たいというご要望があります。特に一貫校となると、小学校から高校、大学まで続くわけですから、そこまで相当の学費を払うわけですし、お金の問題以上に相性合わなくて辛かったら元も子もありません。
わずか１時間程度の鑑定料で、相性が読み取れて参考にできるのですから、後々費やすであろう1000万円近くの大金の投資先として本当に良いかどうか、相性を見るのもありかもしれません。
今日は、私立小学校編ということで、美智子上皇后様、緒方貞子さんなどを輩出した名門聖心女子学院の初等科にスポットを当ててみようと思います。カトリック校で、入学難易度もかなり高い学校と言われており、入学希望者は多いようです。
社会を表す10ハウスに太陽、月、土星があります。自身が社会に認められることに意義を見出す、役立つことをしたいという意味合いがあります。これには、ボランティアなども含まれており、キリスト教的背景を考えると納得です。また、抑制の土星もあることからも、慎み深く、ルール・常識を守り、地道さを説いている感じも見受けられます。良い意味で保守的な雰囲気が見て取れますね。
また９ハウスの水星からも、海外との交流なども期待できる学校で、短期の語学研修だとか、または留学生の受け入れなどそういう要素もあります。
１ハウスをみると、海王星、冥王星もあり、孤島のプライドというか誇り高さがあり、また、理想論を強く持つ学校にも見受けられます。
アスペクトを見てみると、結構行事などは活発、かなり力を入れて取り組む感じが見て取れます。教育方針もキリスト教的なルーツになるものを大切にしつつ、社会との調和の中での立ち位置を現実的に考えた方針を打ち立てる傾向にあるようですので、あまり宗教宗教していないのかもしれません。
その他には芸術的なところもあり、課外活動などでもそういうものを大切にしているとか、一芸に秀でた生徒さんもいらっしゃいそうです。学校として堅実に実績を積み上げるタイプですので、安心してお子さんを預けることができそうです。
一方で、理念を実現しようと理想論に走る傾向もあるように見受けられます。例えば、歴史問題などがあった場合、これは見方によって「あることをない」と言ってみたり、「いや、これは本当なんだ！」みたいな論争があります。ここではどちらが正しいか論じるつもりはないのですが、例えばそういう論争があるなかで、きっとこうに違いない！と突っ走るみたいなところがあるかもしれません。（お断りしますが、これは思想にかかわる話なので、善悪の話をしているわけではありません）
他にもよく見ると色々とありますが、今日はこのぐらいにしたいと思います。
ホロスコープを描いてみるだけでも、色々と読み取れる情報がありますね。
お子さんとの相性を調べてほしいという気持ちも分かる気がしてきました。
また折を見て人物以外のホロスコープをご紹介できればと思います。
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