【コラム】占いを利用する最適な頻度とは?

ホロスコープ

この手の仕事を引き受ける際に、占いの中身そのものとは別によく受ける質問のひとつが、占いはどれぐらいの頻度で利用したらよいか?というもの。

占いが好きなのはありがたいですが、なかには好きを通り越して「依存状態」という人もいるといいます。依存状態の具体的な定義はありませんが、個人的には占いを利用する頻度というよりも、何もかも決断を自分ではできずに占い師に頼りすぎる状態のことだと考えています。

決断をするにあたり、占い師のアドバイスを元にする、はありだと思いますし、そのように利用すべきでしょうが、些細なことでも自分でどうしたいか決めずに何でも決めてもらおうとする、その状態が何度も続くのは気をつけたほうが良いでしょう。

人には色々な悩みがあり、一度相談したら自分の中で消化できるものや、何回か相談しないと消化できないもの、相談しないと自分の精神的バランスが取れないぐらい、というものなど様々です。

ですので、具体的に「○日ごと」が良いということは言えませんが、一つ目安とするアドバイスがあります。

それは、「具体的な行動を起こしたことによって、状況がどう変わったか(または変わりそうか)がわかったとき」です。

頻回にいらっしゃる相談者のなかで、たまにあるのが、同じ相談を何度もされてくるということで、よくよく話を聞いてみると、前回のアドバイスから何も行動をおこさず進展がない、という方が実際にいらっしゃいます。

何も行動を起こしていない状態では、基本的には何も起こりません。

(もちろん、外的環境が変わることで相談している内容に進展がある、ということはあります)

私が受けることの多い、恋愛、仕事、キャリアなどに関する相談は、悩みに対して、自分がどういう行動を取ると良さそうか、実際に動いてみてどうだったか、が分かって、次にいけるのではないでしょうか。

短期的に成果を出したいものであれば、その頻度は高くなりますし、そうでない場合は適当な時期で良いと思います。

例えば、仕事で短期間で成果を出さないと生けない!という場合は、PDCAサイクルを早く回す必要があるので、そこでのトライ&エラーと今後の傾向で占いを活用するのは理にかなっていますし、ビジネスを俯瞰的に大きく捉えて流れを読むということであれば、1年に1度、振り返りも含めて確認して、翌年に備えるでも十分です。

恋愛も同様で、好きな人を振り向かせたい、付き合いたい!ということであれば、そこに到達するまでに手厚くフォローするのがよいでしょうし、付き合ったあとでの人間関係ということであれば、今日明日というよりは半年、1年後というスパンでみてもよいでしょう。

私としては、占いでは良いこともそうでないことも率直にお伝えしています。

そうすることで、次に何をすべきか、気をつけるべきか分かりますし、具体的な行動として何をするべきかつかみやすいからです。そのときに心がけていることは、一方的に不安にするとか、浮かれさせて気持ちよくさせることではなく、何をすると良さそうかを一緒に考えていくことです。そして、その人が納得していただき、その背中をそっと後押しできるようなアドバイスを心がけています。

最後に、具体的な頻度の目安はないと言いましたが、強いて言うならば、もっとも早いもので行動して相手などから何らかのリアクションと方向性が見える最短という点で、「2週間」が一つの相談目安かもしれません。(もちろん、これよりも早いということもあります)

無理は禁物ですが、相談に行く前に自分で前回の相談からなにか行動を起こせたか、その結果がどうだったから何を相談したいのか明確にすると、きっと有意義な次回の相談となるので、参考になればと思います。

私も、みなさんのお力添えができたら嬉しいです。

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