今日はホロスコープをお休みして、占い師の選び方のつづきを。
今までは、
相談したい人と占い師の情報量には差があるのだから、やみくもに占い師のところには行かず、まずは自分なりに鑑定してもらいたい占い師の目星をつけましょう、という話をしました。
その上で、自分の相談事と占い方法がマッチしているかを確認するべきということを述べました。
今日は、こういう占い師には気をつけましょう、というお話です。
実際に鑑定してもらわないと分からないこと、程度問題だろうというものもありますが、万が一、以下のような人にあたってしまったら、言われたことを無条件に受け入れるのではなく、冷静に対応していただきたいのです。
気をつけるべき占い師とは、、、
1:否定的なこと、不安を煽ることしか言わない占い師
占い師を訪れる人は何かしらの相談、聞きたいことがあって足を運びます。そうであるにもかかわらず、相談者を一層の不安に陥れることは何の解決にならないどころか、ますます相談者のメンタルを悪くさせます。
逆に、良いことしか言わない占い師もどうかと思いますが、良くないことは良くないと告げつつも、その後どのように振る舞うべきか、どうするべきかをアドバイスするのが占い師の役目です。
万が一、不安を煽ることしか言わない占い師にあたった際は、まずその全てが当たるわけないので心配無用です。なぜなら占い師は預言者ではないのですから。
もし、不安なことが現実におこったとしても、それは占い師が当てたという話ではなく、相談者がそう言われ続けて無意識のうちに悪い方向へ導かれた、ぐらいに理解し自分を追い詰めないほうがよいです。
2:人の話を聞かない占い師、言いたいことしか言わない占い師
占い師に要求される能力のひとつは、人の話を聞くこと、話のなかから問題点なり、相談者がどういう相談をしたいかをピックアップすることです。
ちょっと話を聞いただけで、さも分かったつもりで話を始める占い師には注意が必要です。(もちろん、理解力があって的確な人もいますが)
また、相談事に対し「かくあるべき!」と、つらつらと持論を展開する占い師もいます。それは理に適った話なのかもしれませんが、相談者の心に響かなければ単なる自己満足に過ぎません。
この話は占いにかぎらず、コミュニケーション能力がある人が望ましいということです。
3:高い物品をしつこく売りつける占い師
運気を上げたり、悪いものから身を守るということで物品を扱う占い師もいます。
例えば、パワーストーンなどです。
個人的にはパワーストーンの効果を否定するものではありません。(効用の話は長くなるので今日は触れません)
パワーストーンひとつ取っても、ちゃんとしたものであれば単に石を売るのではなく、売る前に月の光を浴びさせたり、浄化したりなど手間がかかっているので、いわゆる鉱物としての石の値段=パワーストーンの値段ではありません。
ですが、普通のパワーストーンにはない特別な力が宿るなどのセールストークに乗せられて、しつこく売りつけられたり、常識的な価格を逸脱するようなものは、すぐ決断せずに本当に必要なものなのか、一呼吸おいて考えなおしてください。
4:宗教を絡めてくる占い師
相談者のなかには、精神的に追いつめられて藁をもつかむ思いで占い師を訪れる人もいます。
精神的に追い詰められている人が、占い師に救われたけど、実はこれが宗教への入り口だった、というのはたまにではありますが耳にする話です。
勧められた宗教が、単に心の安らぎを覚える安心できる拠り所という役割だけなら良いかもしれませんが、実はお布施という名目で大金を要求されたなんてことになれば目も当てられません。
通常の精神状態であれば「おかしいぞ!」と気づくことでも、追い詰められていると気づかないことがあります。それでも、おかしいと思い始めたり、お金が絡んできたら冷静に考えてみる、警察、弁護士など第三者の力を借りるなどしてください。ここまで来ると他の占い師が介入する話ではありません。
*お断り:心の拠り所である宗教全てを否定するものではありません。
5:勉強不足の占い師
占いに限らず、仕事でも何でも一生勉強なのですが、明らかに知識が欠落している占い師はやめたほうが良いでしょう。もちろん、人間のやることなのでミスもあれば、知らなかったこともあるでしょう。その際に、それを認めたうえで、後日調べて連絡するとか、そういうことができる人は良いのですが、逆ギレしたり、言い訳するような人は信頼しないほうがよいでしょう。
いかがでしょうか。
普通に考えれば、「当たり前」の事柄の羅列でしたが、精神的に余裕が無いと「当たり前」のことも気づけなくなります。心の隅にでも留めておいていただき、何かの際にお役に立てば幸いです。
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